発見誌2月号より

2026年発見誌2月号
<巻頭言>人間関係も良くしてくれる森田
生育歴は性格に影響することは確かのように思いますが、原因追及しても現在の性格が大きく変わるわけでもないですね。辛いことかもしれませんが「あるがままの自分を受け入れる」しかありませんね。森田を学ぶことがいまの自分を受け入れる助けになるのかもしれません。そして自分の性格の良さにも気づき、「欲求に乗って」生きていけるようになるのだと思いました。「やるべきことは曲りなりにもやる」の言葉は心に残りました。

<特別対談> 不安とともに生きる力 後編
森田療法のエッセンスがたくさん、書かれていました。不安や嫌な感情を異物化しないこと「不安があるのは自然なことだ」が重要ですね。
・「若い人は早く欲求に気づいて行動できると、すっとよくなります」は印象に残りました。早くヒントを得れば深みにはまりにくいということですね。
・「さっと手を出す」「すっと動く」では理屈ではなく、まず行動すること、「気軽に動く」
・「できることとできないことを見極める」「感情をコントロールしない」
など心に残る言葉がありました。また「恐怖突入」という言葉より「やってみなはれ」の方が温かいみがあります。トライ&エラーで人生は成長していくことを教えてもらいました。

<名文発掘>森田療法学習のポイント(下)
集談会の終わりに「今月の総括と来月の実践目標」を確認していて、なんとなくマンネリ化していることに対して見直す機会になりました。「学習―実践―総括」のサイクルが森田療法を深めることになることを実感しました。仕事でも「計画―実行―結果修正」サイクルが大事であることを思い出しました。実践のサイクルによって森田療法が身についていくことを改めて理解できました。参考までに昨年の12月号の森田療法学習のポイント(上)(下)の項目を纏めると以下です。項目だけでも役立つのではと思いました。
☆森田療法の学習
1. 誤った認識と誤った行動を正す。―>それは人間性の再教育である。
2. 会員相互の励まし合い、助け合いで前進 ―>集談会出席で自分だけの悩みではない。
☆森田療法学習と実践の方法
1. 森田療法の知的理解 ―>神経質症の本態を知る
2. 体験談の聞き方(読み方)
(1) 自分の体験に照らして読んでいく ―>自分の体験の反省になる。
(2) 森田理論にあてはめてみる ―>目的本位の行動か、治癒過程のどこかなど
(3) 先輩は後輩の体験で自己反省―>過去の反省、神経質者相互の連帯感、積極的共感
(4) 他人の体験によって自分を客観視する―>症状を漫画視できれば解放へ
(5) 自分の体験を通しての助言―>助け合いの場、相談にのる、森田の再勉強
3. 実践目標をたてて、実践
(1) 身近ことから実践
(2) ともかく実践
(3) 実践のなかで自分の欲求に目覚める
(4) 本来の欲求に即した実践
4. 総括
(1) 自分の考え・行動を整理する
(2) 実践効果の正しい評価
(3) 失敗を生かす
(4) 学習―実践―総括
(5) 事実唯真の立場
(6) 神経質を活かした生活
☆生活の発見会活動への参加
1.発見会活動は作業療法 2.ともかく続けて出席する 3.できることから手伝う 4.発見会活動参加は自分のため

<体験記>森田理論の学習と毎月の集談会参加で、日常生活が変化―不安神経症・疾病恐怖
体験記を読んで、人との出会い(伊丹先生、モリジイ)と自ら学び、毎日コツコツと実践することが大切、これこそが学びの王道であることを実感しました。学ぶ姿勢が大事なことは、52歳で通信制大学に入学し、卒業したところにも感じました。集談会での話し合いから振り返りや気づきができることは私も実感しています。そして日常生活の小さな実践が人生を大きく変えていくことを学ばしてもらいました。
・行動日誌にできたことを書くことで自己否定感から自己肯定感を感じるようになった。
・集談会への参加と日常生活での小さな実践の積み重ねが大きく羽ばたく。
などが印象に残りました。

<はっ犬くんオリジナル森田を読む>
通信療法での強迫観念(不潔恐怖)の話で、昔から手紙による相談室があったのですね。
・強迫観念の人は自分ばかりが苦しくて気のすむようにするのが当然
・断じて思い切って止めなければなりません。しかしただこらえるというのは困難ですから常に自分をいそがしく働く境遇におくことを工夫することが便利である。
・神経質は自己中心的であり、強迫観念の起こる出発点
・苦しくとも出るべき所、行くべき所へは、断じて行かなければなりません。
など森田療法の原点が書かれていました。

<パニックな私の森田の日々>
ゲーム依存症の人はスマホ・ゲーム・パソコンを取り上げて、人生を見直すために入院は重要だなあと思いました。ゲーム依存症でない人間でも、現代病であるスマホ依存になっている世の中ですね。毎日、数時間でもスマホから離れる努力を感じました。

<私が初めて集談会に参加した日>
「アクセルとブレーキの利かせ方がよろしくない」という言葉の意味をどうとらえてよいのか、考えさせられました、神経質者は自己中心的で、臨機応変な対応ができていないと思いましたが? 
私も発見誌に線を引いて7毎月、読んでいますよ。人生の糧として

<集談会・ヒント集> 福井集談会
「来るものは拒まず、去る者は追わず」のスタイルから脱皮は必要かもしれませんね。
既存の出席者を含めて「集談会をつなげていく努力」を工夫していくことを強く感じました。
資料を参考にさせていただきます。

<モリジイと学ぶ学習会シリーズⅡ> 9.「まとめ」のしかた
・「かくあるべし」は、ある面で自分の思想なのですが、それがあまり頑なに強すぎると金縛りに会ってしまうのかな?と思いました。その時々の場面で加減が必要で、良い加減で生きていくことが大切だなあと思いました。神経質者はいいかげんな事ができない性格かもしれません。
・症状の裏にある自分が大切にしている欲求を発見し、その欲求に向けての行動が大事ですが、悩みの真っ最中は、症状ばかりに囚われて、この欲求が理解できなかったかなと今、想っています。それには時間や休養も必要かなと思ったりしています。

<各地の活動から>
☆埼玉大学国際シンポジウム参加報告
戦時下のウクライナで人々の心を癒すために森田療法が生かされることに感動しました。
自分自身を大切にし、「今、この瞬間を生きる」の森田の言葉を信じ、ウクライナの人々に早く平和が訪れて、「今を生き抜いてほしい」ことを願っています。

<学習会参加報告>
オンライン学習会は課題に対して、自分の気持ちを文章化することで気づきや新たな考え方が生まれることをいつも感じています。集談会でも自分自身を振り返るために文章化の時間もあったら良いのかな?(発表は各自の判断で)と思いました。
「かくあるべし」のおかげで困難な状況を乗り越えることもできた」という文章に、「かくあるべし」をすべて悪者にしないで良い見方もできるのかな?すべて匙加減であることが理解できました。

<中高年のひろば> 90歳を前にして
数え90歳を迎え、毎日元気に過ごされている様子、参考になりました。
一生、趣味を持ち興味を持ち続けることや、毎日を「なすべきことをなす」の精神で淡々と生活することが大切であることを教えていただきました。

参考資料です

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