山口集談会 10月号

人間関係で悩んでいる貴方,不眠に悩んでいる貴方、神経症に悩んでいる貴方、日常生活に息苦しさを感じている貴方などなど。森田を学んで悩みを皆で分かち合い人生を豊かなものにしてみませんか。私達、生活の発見会山口集談会は森田療法という心理療法を通して相互学習、相互援助を行っている自助グループです。毎月1回、第4日曜日に集まって学んでいます。場所は山口県内で新山口駅より歩いて15分の小郡ふれあいセンターです。一度、アットホームな雰囲気の山口集談会を覗いてみて下さい。仲間との出会いが貴方の人生の転機になればと思います。

10月15日更新しました。いつもHPをご覧いただきありがとうございます。
10月10日は世界メンタルヘルスデーでした。ラジオでメンタルヘルスの啓蒙活動の一環としてのシルバーリボン運動(脳や心に起因する疾患やメンタルヘルスの理解促進を目的とした運動)に関わる人の話を聞きました。その中でその人は過去、心の病気(うつ?)を経験し会社にも家族にも理解してもらえず、つらい思いを過ごしたことを話していました。現在、メンテルヘルスや心の病気に関する情報、支援機関も多くなりましたが、集談会もそんな方たちを温かく迎い入れて、話を聴き、寄り添っていける場になっていかなければならないし、もっと啓蒙活動も必要かも?と思いました。
今月も会員の皆様、資料(文章、絵画、写真)の提供ありがとうございます。

<今月の言葉> だいじょうぶ なんとかなるさ

『だいじょうぶ なんとかなるさ』

苦しくて どうしようもない時
いつもうかんでくる
ことばがあった

神様がいるんだもの
なんとかなるさ

そして いつも
なんとかなった

                    『なんとかなるさ ヒメジョオンの花』
                             星野富弘

星野富弘さんはキリスト者だ。星野さんにとっての心の拠り所は神さまだと思う。
森田を学ぶ私たちにとっての心の拠り所、支えになるものはなんだろう。私にはわからなかった。先日、発見誌の体験記を読んではっとした。だいじょうぶさんという女性の体験記だ。実は私は彼女の密かなファンであった。Zoomで何回かお話させて頂いた。上品で、美しく、温かな女性だった。とてもこのような過酷な人生を歩まれたようには見えなかったので、本当に驚いた。

 私を救ってくれたのは、頭に入れた知識ではなく、私の体と心の中にある自然でした。
 日にち薬と休養が大切だったと思います。
                     『生活の発見 10月号 13頁』

「私の体と心の中にある自然」を大切にしながら目の前の事にちょっと手を出す。
そうしているうちに時間と自然は流れていく。苦しい気持ちも川の流れのように一時もとどまることはないだろう。きっとなんとかなる。私の体と、心の中にある自然が私たちを守ってくれている。だいじょうぶ。なんとかなるさ。

(Uちゃんより)

<写真,絵画コーナー>

秋空にコスモスが綺麗ですね‼  
やっと暑さから解放されましたね。

たくさんの写真、絵画をありがとうございます。
今月もHPにたくさんの花や楽しい絵を飾ることができました。

それぞれの写真をクリックすれば拡大されます。

お知らせ

10月は、レクリエーション実施のため集談会は休会となります。11月は集談会を通常通り実施予定で講師の方が来場します。参加の程、よろしくお願いいたします。
初めて参加の方も、大歓迎ですので、ぜひ気楽にお出で下さい。問い合わせも少しづつ増えています。コロナ感染やノロウイルスに、お互い気を付けて参加しましょう。

以下が年間スケジュールです。レクリエーションや忘年会もあります。2025年度もウイルス感染に気をつけて集談会も行いましょう。

次回開催日時 
開催場所
会費
11月23日(日)13:00~17:00
小郡ふれあいセンター 
 (住所)〒754-0002 山口県山口市小郡下郷1440-1 
700円/回(会場費及び会運営費として徴収しています)
その他
お願い開催場所へのお問合せはご遠慮下さい。お問合せは発見会本部へお願いします。
HP更新予定毎月の15日前後

山口集談会会員の広場、読者のつぶやき、仲間の声

ここでは山口集談会に、参加して頂いた仲間の声を紹介したいと思っています。つぶやきへの投稿、今年もよろしくお願いします。

<読者のつぶやき、仲間の声>

9月は参加者が計11名で、初回参加者が3名ありました。初回者の方のお話をじっくり聴き、参加者の皆さんが初回者の方の気持ちに寄り添うことができたかなと思いました。集談会はどんなことでも自由に話せ、聞き合う場所であることが、初回者の方にも伝わったのではと思いました。「話すことで心が軽くなった」などの感想もいただきました。
一般の方からみたら、なんでもないようなことに執着してしまう私たち、自分ではわかっているのに手放せない症状にしてしまったものたちと、どう付き合いながら毎日をすすめていくのか、集談会の役割を今一度考える一日となりました。皆さんおつかれ様でした。来月はレクレーションです。
(Nさんより)

<編集者のつぶやき>

☆そうかな?(SNS情報にどう接するか)
SNS情報にどう接するかというテーマでの話がラジオでありました。人間は一度思い込んだら変えられない傾向が強く、またその人が快か不快かで情報を選んでいるようで、現実の世界では分断を生む可能性があります。その情報に対して、信じるか信じないではなくて、まず立ち止まる、多様な見方をする、情報入手の経路を見直す、ほかの見方で検索する、相手の事を考えるなど、いろいろな対処方法を話していました。そして「そうかな?」という言葉を覚えて対応することを勧めていました。
そーーー即断しない うーーー鵜呑みにしない かーーー偏らない なーーースポットライトの中だけ見ない
SNS情報に振り回されている自分自身を見直す機会となりました。

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