人間関係で悩んでいる貴方,不眠に悩んでいる貴方、神経症に悩んでいる貴方、日常生活に息苦しさを感じている貴方などなど。森田を学んで悩みを皆で分かち合い人生を豊かなものにしてみませんか。私達、生活の発見会山口集談会は森田療法という心理療法を通して相互学習、相互援助を行っている自助グループです。毎月1回、第4日曜日に集まって学んでいます。場所は山口県内で新山口駅より歩いて15分の小郡ふれあいセンターです。一度、アットホームな雰囲気の山口集談会を覗いてみて下さい。仲間との出会いが貴方の人生の転機になればと思います。
7月15日更新しました。いつもHPをご覧いただきありがとうございます。
今年は6月27日に早々と山口県を含めて西日本は梅雨明けとなり毎日、異常に暑い日が続いています。また地震の頻発、ゲリラ豪雨や台風襲来なども起こっていますが皆さん、いかがお過ごしですか?
酷暑で体力が弱ってくると、心もなぜか不調になってくるものですね。「心身一如」という言葉があるように体と心は繋がっていることを実感している毎日です。
酷暑の中ですが無理をせずに、日常生活を少しでもきちんと送ることをこころがけて生活をしていきましょう。その中に小さな幸せがあるかもしれませんね。
今月も会員の皆様、資料(文章、絵画、写真)の提供ありがとうございます。
『母への想い』
母の見舞いに毎週通っている。
ある日、風呂上がりの母を見て言葉を失う。
とても痩せていて、薬の副作用で髪がない。
母は若く、美しく、恐ろしく、そして未熟な人だった。
愛を感じたこともなかったし、良い思い出もない。
しかしその日、母はふらふらしながら私に近づいて
そして頬を撫でながらこう言うのだ。
「可愛いね。本当にかわいい。」
無邪気に笑う顔を見た時、何とも言えない気持ちになって
思わず顔を伏せ、ある小説の一文を思った。
私がその愛を知るためには、今日までのすべてが必要だったのだ。
『沈黙』遠藤周作
私はきっと愛されていたのだろう。
でも、それを知るまでになんと遠回りをしたことか。
遠回りは無駄だったのか。無意味だったのか。
そうではない。遠回りも、症状の苦しみも、予期不安も
眠れない夜も、無駄なことは何一つなかった。
「今日までのすべてが必要だったのだ。」
(Uちゃんより)
<写真,絵画コーナー>
「酒涙雨」という七夕の季語を知りました!!
たくさんの写真、絵画をありがとうございます。
今月もHPにたくさんの花が咲きました。
それぞれの写真をクリックすれば拡大されます。
7月は、第4日曜日の27日に、集談会を山口市の嘉川地域交流センターで実施します。いつもの小郡ふれあいセンターではありませんのでご注意下さい。参加の程、よろしくお願いいたします。
嘉川地域交流センターの地図を添付してありますので参考にしてください。
初めて参加の方も、大歓迎ですので、ぜひ気楽にお出で下さい。問い合わせも少しづつ増えています。コロナ感染やノロウイルスに、お互い気を付けて参加しましょう。
以下が年間スケジュールです。レクリエーションや忘年会もあります。2025年度もウイルス感染に気をつけて集談会も行いましょう。
次回開催日時 開催場所 会費 | 8月24日(日)13:00~17:00 小郡ふれあいセンター (住所)〒754-0002 山口県山口市小郡下郷1440-1 700円/回(会場費及び会運営費として徴収しています) |
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その他 | 7月の集談会(7/27(日)予定)の開催場所は、山口市の嘉川地域交流センターになります。 嘉川地域交流センター (住所)山口市嘉川4651-1 |
お願い | 開催場所へのお問合せはご遠慮下さい。お問合せは発見会本部へお願いします。 |
HP更新予定 | 毎月の15日前後 |
ここでは山口集談会に、参加して頂いた仲間の声を紹介したいと思っています。つぶやきへの投稿、今年もよろしくお願いします。
「園芸日記」
今月もお花に癒やされた一ヵ月でした。先月からのバラ(四季咲きは繰り返して咲いてくれます)と今月は紫陽花にもたくさん触れることができました。6月中旬に夫と二人で防府の阿弥陀寺に行きました。
まだ4分咲きくらいでしたが雨上がりだったせいかとてもしっとりとして、マイナスイオンをたくさん浴びることができました。その数日後、近くの叔母の庭のお手入れかたがた訪れ、何種類かの紫陽花をいただきました。
そして6月の集談会の日、紫陽花大好きなIさんが一人ずつブーケにして渡してくださり、本当に綺麗で約一週間、自宅でお花をたのしむことができました。そして本日ついに挿し木を行いました。どれも素敵なお花だったので、なんとか成功するよう祈りを込めて土を用意し日陰においてみました。これから一週間日差しが心配ですが、お水を切らさないよう気をつけたいと思います。
(Nさんより)
6月の集談会には九州支部長のYさんが派遣講師で来場してくれました。Yさんの体験発表の中で強迫観念の話がありました。1つの観念にとらわれて常にそのことにこだわり、心が流れない状態が続くことで縁起恐怖、確認恐怖などいろいろな症状を経験から説明してくれました。強迫神経症は回復に時間がかかり、その辛さを理解することが難しかったのですが、なんとなく理解できた気持ちになりました。(発見誌7月号にも生泉会の記事あり)
他の神経症と根は、同じで強いこだわりがあるのだなあと思いました。それぞれのこだわりに対して各自、心が流れる工夫を見つけることが大切で、これが我々には難しいこともわかりました。Yさん、ありがとうございます。