山口集談会 9月号

人間関係で悩んでいる貴方,不眠に悩んでいる貴方、神経症に悩んでいる貴方、日常生活に息苦しさを感じている貴方などなど。森田を学んで悩みを皆で分かち合い人生を豊かなものにしてみませんか。私達、生活の発見会山口集談会は森田療法という心理療法を通して相互学習、相互援助を行っている自助グループです。毎月1回、第4日曜日に集まって学んでいます。場所は山口県内で新山口駅より歩いて15分の小郡ふれあいセンターです。一度、アットホームな雰囲気の山口集談会を覗いてみて下さい。仲間との出会いが貴方の人生の転機になればと思います。

9月15日更新しました。いつもHPをご覧いただきありがとうございます。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さん、お変わりありませんか?ここ数年で四季が豊かな日本の気候も大きく変わりつつあることを実感しています。豊かな四季や自然の恵みを受け入れていることが日本人の思想の中にあり、森田療法も自然現象を受け入れるアプローチが根底にあることを何かの本で読んだ記憶があります。将来は厳しい自然(気候)との対峙の面が強くなると日本人の思想も変わってくるかもしれませんね。何はともあれ森田理論を生かして日常生活を豊かにしていきましょう。今月も会員の皆様、資料(文章、絵画、写真)の提供ありがとうございます。

<今月の言葉> 「ほどほど」に生きられない

「ほどほど」に生きられない

「ほどほど」が苦手だ。よく「もっと肩の力を抜いて。」とか「ほどほどにやればいいよ。」とか言われる。自分でもわかっている。わたしは「ほどほど」に生きられない。どうして出来ないんだろう。肩の力を抜いて楽しんで生きていくことが。
子供時代に、トラウマ症状を抱えて生きてきた人は、実際の危険が目の前からなくなっても、常に危険に備えなければならないという感覚の中にいることがあるという。
そして同じような状況を自分で作って、何度も再演する。生き方、考え方のくせと言われるものだろうか。
とても不安定な子供時代を過ごした。いつもびくびくしていた。世界はとても危険で恐ろしく、子供らしくありのままでいることも、肩の力を抜くことも出来なかった。

  なんのために 生まれて
  なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて
  そんなのは いやだ

  今を生きることで
  熱いこころ 燃える
  だから 君は いくんだ
  ほほえんで

  そうだ うれしいんだ
  生きる よろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも
                    『アンパンマンのマーチ』

なんのために生まれてなにをして生きるのだろう。
過去にとらわれ自分で作った苦しい世界を何度も再演して生きるのか。
そんなのは嫌だ。わたしは今を生きたい。今、ここを喜んで生きてみたい。
たとえ胸の傷がいたんでも。
(Uちゃんより)

<写真,絵画コーナー>

まだまだ暑い夏が続きますね!

たくさんの写真、絵画をありがとうございます。
今月もHPにたくさんの花や楽しい絵を飾ることができました。

それぞれの写真をクリックすれば拡大されます。

お知らせ

9月は、第4日曜日の28日に山口集談会をいつもの小郡ふれあいセンターで実施します。参加の程、よろしくお願いいたします。
初めて参加の方も、大歓迎ですので、ぜひ気楽にお出で下さい。問い合わせも少しづつ増えています。コロナ感染やノロウイルスに、お互い気を付けて参加しましょう。

以下が年間スケジュールです。レクリエーションや忘年会もあります。2025年度もウイルス感染に気をつけて集談会も行いましょう。

次回開催日時 
開催場所
会費
9月28日(日)13:00~17:00
小郡ふれあいセンター 
 (住所)〒754-0002 山口県山口市小郡下郷1440-1 
700円/回(会場費及び会運営費として徴収しています)
その他
お願い開催場所へのお問合せはご遠慮下さい。お問合せは発見会本部へお願いします。
HP更新予定毎月の15日前後

山口集談会会員の広場、読者のつぶやき、仲間の声

ここでは山口集談会に、参加して頂いた仲間の声を紹介したいと思っています。つぶやきへの投稿、今年もよろしくお願いします。

<読者のつぶやき、仲間の声>

親しくしていた叔母が天国へ旅立ち急にお別れすることになった。骨折からの入院で退院の連絡かと思いきやまさかの訃報であった。
前回7月のお食事会の後「Mちゃんありがとうね」という言葉とともに、いつになく深いお辞儀をされちょっとした違和感を覚えたのだ。しかし、それはもう90歳だし外食をするのは厳しいという予感みたいなことなのかな、などと勝手に解釈していた。それがこんなに早くもう会えなくなってしまうなんて。
海沿いに新設された火葬場の新しい匂いと焼かれたばかりのお骨の匂いと、ぬくもりの様なものが混ざり合って複雑で寂しい気持ちだ。人生50年といわれる時代ではないけれど、人生には終わりがあるんだということを改めて感じた1日であった。出来れば今まで以上に目の前のことを楽しんだりおかしがったり、時には悔しがったりしながら日々を生きていけたらなと感じている。
(Nさんより)

<編集者のつぶやき>

8月の山口集談会では、理論学習で発見誌8月号の「治るとはどういうことか(上)」を題材に掘り下げた話し合いができました。森田に造詣の深い講師の方で治らないと断言する場面もあり、森田療法の治るとは何を意味しているのか、それぞれどう思っているのかを話し合いました。集談会に参加する人達の考え方や性格が多様化する中で、何を求めて参加しているか、お互いをどう認めてあっていくかなどの話題もあり、充実した時間となりました。皆さんがそれぞれ発言し、大変勉強になった時間でした。ありがとうございます。

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